『マインドの教科書』の構成の都合上掲載できなかった「コラム」と「エピソード」の原稿があります。そちらを順次掲載していきたいと思います。『マインドの教科書』と共にお読みくださればと思います。
以下に掲載するのは、その中7つ目のコラムです。
コラム「3つの推論方法(ディダクション・インダクション・アブダクション)とコーチング」
「ゴールが先、方法は後」。この考え方は、ルー・タイスが作り上げたコーチング理論の根幹にあるものです。
まずゴールを設定し、それから、そのゴールを達成する方法を発明していくやり方です。英語では“Invent on the way”と表現します。
ここに3つの推論方法があります。
それは「インダクション(帰納推論)」「ディダクション(演繹推論)」「アブダクション(仮説推論)」です。それらの推論方法とコーチングとの関係を見ていきましょう。